大阪府岸和田市で、特産のイチジクの出荷が最盛期を迎えている。
市内にあるJAいずみのの集荷場には、生産者がその日の朝に収穫したイチジクが運び込まれている。傷などをチェックした後、市場に出荷される。
消費地に近く輸送時間が短いことを生かし、樹上で完熟した後に収穫しているため、やわらかく、甘みが強いのが特徴。今年は雨が少なく実は小ぶりだが、品質は良いという。生でたべるだけでなく、ジャムなどにしてもおいしい。出荷は10月末までの予定。
無花果(いちじく)生産出荷組合の谷藤栄一組合長(70)は「単価が安定しており、それほど作業に手間もかからないので、生産者を増やしていきたい」と話す。
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