夏休みに増える水の事故を防ぐ方法などについて親子で学ぶ催しが大阪・堺市で開かれました。
この催しは堺市総合防災センターが夏休み中の子どもを対象に15日から開いていて現役の消防隊員や防災士などが講師を務めます。
このうち水の事故についてのコーナーでは、▽流されたサンダルを追いかけた人が被害に遭うケースが多く報告されていることや、▽ライフジャケットを正しくつけることで命が助かる確率が大幅に上がることなどをクイズ形式で学んでいました。
また、花火の危険について学ぶコーナーでは、火をつけた手持ち花火を実際に手にしながら、花火を風下に向けることで服に引火するのを防いだり、煙を吸いにくくなることなどを体験していました。
参加した小学4年生は「花火をするときはやけどしないか不安なこともあったけど、きょうの授業を受けて安全に遊べる気がしました」と話していました。
堺市総合防災センターの山本浩司 所長は「夏休みのレジャーの中には命に関わる危険が潜んでいるものがある。こうした催しを機会に家族でしっかりと話し合って悲しい事故を防いでほしい」と話していました。
この催しは、17日まで開かれています。
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