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【泉大津市】おしゃべりも飲食もオッケー!「してはいけない」を言わない図書館の魅力とは?(Buzz Feed)

南海本線・泉大津駅前のアルザタウンの4階にある「SHEEPLA(シープラ)-泉大津市立図書館-」は、泉大津市のマスコット羊を意味する「Sheep」🐏見る・会うを表す「See」👀そして「Library」📕を掛け合わせた名前で、「ぷらりと気軽に立ち寄れる場所にしたい」という想いが込められた図書館です!!
 
「〇〇してはいけない」をできるだけ言わない斬新なコンセプトが注目され、北海道から沖縄までの図書館関係者などが視察に来るほど。
 
今回は、若者やビジネスパーソンがよく利用している“普通じゃない”図書館SHEEPLAの魅力をお伝えします!

やはり特徴的なのは、おしゃべりも飲食もオッケーなど、制限があまりないこと。
 
従来の図書館は、「静かにしないといけない」というプレッシャーで図書館を使いにくかった人もいるのではないでしょうか。
 
ここでは、話すことや音を立てたりすることを禁止されていないので、プレッシャーなくリラックスして過ごすことができます。
 
もちろん図書館で静かに過ごしたいという方もいるはず。
 
そんな方のためには、サイレントルームがあるので、静かな環境の中で本を読んだり勉強できたりします。

また、若者やビジネスパーソン、シニアの方など様々な世代が同じ空間にいるのも特徴的です。
 
受験勉強をしたり、リモート会議に出たり、本を読みながら動画を見たり、使い方は十人十色。
 
Wi-Fiも無料で使えるので、作業がはかどります!

SHEEPLAには、読書コーナー、イベントスペース、飲食ができる場所、静かにしないといけない場所、本棚などのスペースが分かれています。
 
しかし、この場所でこうするように、など利用方法を指示する張り紙は貼られておらず、床の色で機能を分けたり空間デザインで伝わるように設計されています。
 
館長の河瀬裕子さんによると、「公共の場でのふるまいを学ぶ場でもある」とのこと。
 
いろんな世代の人がいる中で、自分はどうふるまうかを学べるようになっているんですね。
 
壁に注意書きの張り紙がないに気付いた中学生が「私たちのことを信用してくれているんですね」と声をかけられたこともあるそう。
 
SHEEPLAは制限をゆるくしていることで、いろんな人が集まり、地域コミュニティが形成されています。

もっとビジネスシーンで利用してほしいということで、ほぼ毎日イベントを開催しています。
 
オープンスペースで開催されているので、イベントに興味がない人にも意図しない情報が入り、新しい発見に繋がることも。
 
館内にはビジネス本のコーナーや資格を持った方によるビジネス支援も行っています。
 
一般的な新聞記事検索に加え、マーケティング情報や有価証券報告書も閲覧可能で、調べ物をする時間も効率化できます。
 
SHEEPLAで学んだ方がいずれ新規事業の開発や起業家になってほしいという思いが込められています。

エレベーター近くのスペースは、郷土資料が並び、泉大津市を支える産業の展示などに続くのですが、その隣には児童コーナーがあります。
 
これは、子どもたちに「何か古い本があった」ということを記憶してほしいという目的があるそう。
 
大きくなってふと思い出したときに、再び訪れて泉大津の歴史を知ってほしい、とのことです。

SHEEPLAは利用者がよりリラックスできるようなことも考えています。
 
例えば、カウンターでは枕を貸し出して仮眠を勧めています。
 
昼食後になど眠気が来た時に、適度な仮眠をとることで疲労を回復し、午後の作業をより効率的に行うことができるといわれています。
 
「リチャージ中」と書かれた立て札やブランケットも借りられます!

また、奥のスペースにあるアロマディフューザーを設置。

森の原音を聞きながら、オーガニックアロマの香りでリラックスして過ごすことができます。

制限しないことで、いろいろな方が集まるコミュニティとなった図書館。
 
ぜひ、あなたらしい利用の仕方を見つけてみてください!
 
【SHEEPLA-泉大津市立図書館-】
開館時間:午前10時~午後8時
休館日:毎月第3水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、特別整理期間
住所:大阪府泉大津市旭町20番1号 アルザタウン泉大津4階
電話:0725-58-6856
ファクス:0725-58-6857
ホームページ:http://sheeplaizumiotsutosyokan.osaka.jp/

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