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【堺市】堺旧港エリアにカフェや屋台村 堺市、RETOWNを選定(日本経済新聞)

堺市は28日、江戸時代の港の面影を残す「堺旧港」エリアににぎわいを生み出すための事業者として、飲食店経営のRETOWN(大阪市)を選んだと発表した。海辺の一角にカフェ、常設の屋台村、バーベキュー場を整備するとともに、船を係留する桟橋も新設する。2026年3月ごろの開業を見込む。

RETOWNの計画では、飲食施設の延べ床面積が約2400平方メートルで、約1400平方メートルの駐車場スペースも設ける。桟橋は船で訪れた人が留められるようにして、イベントのステージとしても活用する。マリンレジャーの拠点である「海の駅」の登録をめざす。

今回対象となる場所は大阪府が管理する海岸保全区域で、堺市が占用許可を得て、事業者に30年間貸し出す。桟橋の設置・利用については大阪港湾局の許可が前提となる。

堺市は堺旧港エリアを観光拠点として整備する計画で、4月に開幕する大阪・関西万博では会場の夢洲(ゆめしま)と船で結ばれる。アゴーラホスピタリティーグループが客室数で市内最大のホテルを3月25日に開業するほか、イルカ関連の施設も予定されている。

日本経済新聞

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