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ピーチ、A321XLRを国内初導入 世界一遠く飛べる単通路機、A321neoで大型化も(Aviation Wire)

ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は2月25日、エアバスA321XLRを3機、A321neoを10機の合わせて2機種13機を導入すると発表した。親会社のANAホールディングス(ANAHD、9202)を通じての発注で、受領はピーチが就航20周年を迎える2032年以降を予定。世界最長の航続距離を誇るA321XLRの導入で、中距離国際線の拡充を図るとともに、A321neoによる大型化で国内線や短距離国際線の提供座席数を拡大する。

 A321XLRはA321neoの航続距離を延長した超長距離型で、2019年6月にローンチ。XLR(Xtra Long Range)は「超長距離」を意味し、燃料タンクを増設することで、単通路機では世界最長となる航続距離4700海里(約8704キロ)を実現し、最大11時間の飛行が可能となる。

 ピーチは、A321LR(Long Range)を3機導入し、中距離国際線となる関西-バンコク(スワンナプーム)、シンガポール線を中心に投入している。同社のA321LRは、最大航続距離が7400キロで、2012年3月の就航時から運航している機種A320ceo(従来型A320)の6200キロ、2020年10月就航のA320neoの6500キロよりも長い。座席数は1クラス218席で、シートピッチは大手の国内線機材と同等の最大32インチ(81センチ)となっており、A320ceo(1クラス180席)やA320neo(同188席)と比べて約5センチから10センチ広くなった。

 A321XLRの導入で、A321LRを上回る航続距離となることから、日本からアジアやオセアニアをカバーでき、中距離国際線の就航都市を拡大できる。

 一方、10機導入するA321neoは、A321LRやA321XLRのベースとなった機種で、現在運航するA320ceoやA320neoの更新用機材として導入予定。全長が約7メートル長くなるものの、燃料消費量とCO2(二酸化炭素)排出量を約20%削減できる。メーカーが定める座席数は1クラス仕様で最大244席(A320neoは同194席)となる。

 エンジンはA321XLR、A321neoとも、CFMインターナショナル製LEAP-1Aを選定する見通し。ピーチはA320ceo、A321LRも同社製エンジンを採用している。

Aviation Wire

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