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シャープ、スマホカメラ部品事業を鴻海子会社に売却へ 選択と集中 額は未定(産経新聞)

 シャープは27日、スマートフォン向けカメラの周辺部品を手がける事業を鴻海(ホンハイ)精密工業の子会社に売却すると発表した。売却額は未定だが、2026年3月期連結決算で155億円の損失を計上するとしている。

 売却先は鴻海子会社の投資会社「フラーテン・インフォメーション・テクノロジーズ」で、25年5月30日に譲渡する。フラーテン傘下に同様のカメラ部品事業を手がける会社があるという。

 シャープは、液晶ディスプレー事業の不振が続き、2年連続の赤字となった。事業の選択と集中を進める構造改革を実施しており、今回の売却はその一環。

産経新聞

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