年末年始の旅行の予約状況は、関西発では、円安などを背景にアジアの人気が高いほか、日の並びがよいことでハワイやヨーロッパに行く人も増えていて、大手旅行会社では、旅行日数や費用の二極化が進んでいるとしています。
大手旅行会社のJTBがまとめた今月(12月)23日から来月(1月)3日までの年末年始の旅行の予約状況は、▼国内旅行は前年並み、▼海外旅行は前の年と比べて30%伸びたということです。
関西発の状況を見ると、国内では、北海道や九州、沖縄などへの旅行が、前の年と比べて好調だとしています。
海外は、▽ハワイ、▽台湾、それに▽年末に関西空港からチャーター便が出るインドネシアのバリ島の順で人気となっています。
また、今月(12月)28日から来月(1月)5日まで最大で9連休が見込めることから、ヨーロッパ方面を選ぶ人も増えているということです。
調査した旅行会社は、「海外旅行では円安や物価高を背景に比較的手軽に旅行できるアジア方面が人気の一方、遠方のハワイやヨーロッパも増えていて、旅行日数や費用の面で二極化が進んでいる」と話していました。
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