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【岬町】岬高校の生徒が軽費老人ホームで体験型の福祉学習を実施(時事通信)

 岬高校のソーシヤルケア系列3年生(冠なつみ教諭)の福祉事業所の仕事に関心を持つ生徒9人は、岬町淡輪にある軽費老人ホーム「ケアハウスほたる」(北橋一浩施設長)を訪問した。

 この授業は大阪府岬町高齢福祉課(橋野圭司課長)が岬高校のソーシヤルケア系列の授業と連携し調整してきた高齢福祉に関する学習の場である。今回の授業では、「ケアハウスほたる」での仕事の内容について職員2名から説明を受け、生徒は説明を聞いたうえで実際に感じた疑問等について積極的に質問しており、学習後は「今日は実際の現場を見ることができ、想像でしかなかった仕事のイメージがさらに明確化されました」、「今後の自分の仕事に活かして行きたいです」と学習の充実感を語っていた。生徒はこの学びを経て、今後「認知症サポーター養成」の出前講座を学ぶ予定。

 大阪府岬町は大阪府立岬高等学校との包括連携協定を締結している。今回の授業のように生徒が校外の施設等に移動する際には岬町が所有するマイクロバスを随時貸与しており、岬高校では地域との連携により、体験を通した生徒の学びの時間の確保につながっている。

時事通信

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