泉州ニュース

【岬町】介護事業所に医療用器具を貸し出した疑い 医師を書類送検(NHKニュース)

医師免許を持っていないのに、高齢者にメスを使った医療行為を行ったとして大阪・岬町にある介護事業所の運営会社の代表が逮捕された事件で、この事業所に医療用の器具を貸し出したとして、60代の医師が医師法違反のほう助の疑いで書類送検されました。

大阪・岬町の介護事業所「看護小規模多機能型ホームひらり」では先月(9月)、医師免許を持っていないのに利用者の70代と90代の男女2人に対し、床ずれの処置のためメスでふくらはぎを切るなどの医療行為を行ったとして、運営会社の代表で61歳の看護師が医師法違反の疑いで逮捕され、略式起訴されました。
警察によりますと、その後の捜査で、▽提携先の診療所の66歳の医師が去年12月からことし4月にかけて、この事業所にメスや医療用のホチキスなどの器具を貸し出していたほか、▽事業所の職員2人も代表の看護師の医療行為を手伝っていた疑いがあることが分かったということです。
警察は医師と職員2人を2日、医師法違反のほう助の疑いで書類送検しました。
警察によりますと、医師は任意の事情聴取に対し、「メスなどを代表に渡したことは間違いない。利用者などに使用するかもしれないという認識は少なからずあったが、私が往診を行う時のために預けていた」と話しているということです。

NHKニュース

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