去年12月大阪府泉南市と阪南市で、高校生と大学生が襲われるなどしてけがをした連続強盗致傷事件で、29日までに少年5人が逮捕されたことが、捜査関係者への取材で明らかになりました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、15歳から17歳までの少年グループの5人です。
5人のうち4人は去年12月、大阪府泉南市の路上で帰宅途中の高校生に対して、「金を出せ」と脅し暴行を加えけがをさせた疑いが持たれています。
残りの1人は、約1時間後に泉南市から約4.5キロ離れた阪南市の路上で、帰宅途中の大学生のリュックサックを奪おうとして転倒させ、けがをさせた疑いが持たれています。
少年らは何も奪えず逃走し、高校生と大学生は軽いけがをしました。
捜査関係者によりますと、5人は2つの事件の前後にも、事件現場の近くで2件、恐喝などをしていたとみられています。
また、この事件に関与したとみられる少年1人からも、詳しく事情を聞いているということです。
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