今月9日に関西空港の滑走路などに侵入したとして逮捕された無職の27歳の男が、駐機場付近にとめてあった軽自動車を盗んだとして再逮捕されました。男は調べに対し、「男から逃げるために盗んだのです」などと話していて、警察は慎重に裏付け捜査を進めています。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、沖縄県浦添市に住む無職の男(27)で、9日午前、関西空港第1ターミナルの駐機場付近にとめてあった軽貨物自動車(62万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
車にはキーがついたままで、男は車を運転して滑走路上などを約1キロ走ったところで乗り捨てて逃走したということです。
男は調べに対し、「知人に会うために数日前に沖縄から大阪に来た」と話していて、この日関西空港から沖縄に帰る航空券を持っていたということです。
男は容疑を認めていますが、動機について「男から逃げるために盗んだのです」などと話していて、警察は裏付けを慎重に進めています。
男を巡っては、9日、関西空港の滑走路などに侵入したとして建造物侵入の疑いで逮捕されていました。
この事件の影響で関西空港は9日、滑走路を2本とも一時封鎖し、航空便に影響が出ていました。
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