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関西空港の貿易、24年は輸出入ともに2年ぶりのプラス(LOGISTICS TODAY)

大阪税関が23日発表した、関西空港の12月の貿易速報によると、輸出は2.7%減の5566億円、輸入は同8.3%減の3531億円、差引額2035億円の輸出超過だった。輸出は13か月ぶりのマイナス、輸入は2か月連続のマイナスとなった。

輸出品目は、「科学光学機器」(340億円、17.9%増)、「ポンプ及び遠心分離機」(87億円、65.3%増)などが増加。「医薬品」(139億円、62.2%減)、「半導体等製造装置」(395億円、21.7%減)などが減少した。対アジアが増加したものの、その他の地域に対しては減少した。輸入は「科学光学機器」(222億円、22.9%増)、「衣類及び同附属品」(108億円、33.1%増)が増加。「医薬品」(652億円、29%減)、「通信機」(228億円、33.1%減)などが減少した。

また、同日発表した2024年分の貿易速報によると、年累計で輸出は8.1%減の6兆8115億円、輸入は同2.6%増の4兆6400億円、差引額は2兆1715億円の輸出超過だった。輸出、輸入ともに2年ぶりのプラスだった。

輸出品目は、「半導体等製造装置」(4962億円、38.1%増)、「半導体等電子部品」(1兆6573億円、7.4%増)などが増加。「遊戯用具」(1775億円、31.8%減)、「医薬品」(3907億円、7.9%減)などが減少した。対アジアが増加したものの、アメリカ、EUに対しては減少した。輸入は「医薬品」(1兆791億円、11.1%増)、「事務用機器」(1695億円、51.7%増)が増加。「音響・映像機器(含部品)」(807億円、29.7%減)、「航空機類」(397億円、44.9%減)などが減少した。対EU、中国が増加し、アジア、アメリカに対しては減少した。

LOGISTICS TODAY

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