不登校の経験を持ち、現在はフリースクールの高等部に通う生徒3人が泉佐野市で民泊の準備を進めている。2月から予約を受け付け、3月から宿泊できる予定。施設名は「compass(コンパス)」で、「民泊で過ごした特別な時間や体験が羅針盤となり、旅人たちを新たな景色に導いてほしい」との思いを込めた。生徒たちは「高校生がつくる民泊」をアピールし、「日本を訪れる外国人と一緒にまちを回り、心に刺さって楽しんでもらえる体験を提供したい」と張り切っている。【中村宰和】
南海電鉄泉佐野駅から徒歩約5分の2階建て約130平方メートルの民家を1棟貸しする。約70年前に建てられ、空き家になっていた民家を2024年8月から改修し、同12月に完成した。1階のリビングで食事を楽しみ、自炊もできる。2階は洋室ツインのベッドルームが2部屋あり、和のテイストを取り入れようと一角に畳を敷いた。
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