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【岸和田市】市議選、説明会に28陣営 「関心の高さ、強い怒り感じる」(朝日新聞)

 大阪府岸和田市の永野耕平市長が市議会の不信任決議を受け、議会を解散したことに伴う市議選(定数24)の立候補予定者説明会が10日、開かれた。前職23人、新顔5人の計28陣営が出席した。市議選は26日に告示、2日に投開票される。

 最大会派(6人)だった公明の前職松本妙子氏は、「解散後、市民と意見を交わし、市長の問題への関心の高さ、強い怒りを感じている」と話した。不信任決議に反対した大阪維新の会の倉田賢一郎氏は、「混乱した市長と議会の関係を正常化し、庁舎の建て替えなど重要な課題を前に進めたい」とした。

 永野市長は、政治活動で関わりのあった女性と性的関係を続けたことをめぐり、謝罪し解決金500万円を払う内容で大阪地裁で和解したことが11月に明らかになった。

 市議会は12月定例会最終日の今月20日、「全員協議会で説明責任を果たさなかった」「報道機関に『自分に非はない』などの主張を繰り返した」「市に混乱を招いた責任は重大で、市政運営を任せられない」などとする不信任決議案を賛成20人、反対4人で可決。永野市長は24日、議会を解散し、「説明責任を果たしてきており、不信任決議に大義はない」と主張した。

朝日新聞

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