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【堺市】知識ゼロからのアプリ開発で今や利用者100万人 堺市職員 水道料金支払い便利に(産経新聞)

 100万人以上が利用しているアプリを作った公務員がいる。堺市上下水道局の郷田秀章さん(51)。スマートフォンで水道料金をいつでも支払える「すいりん」というアプリで、東京都など70以上の自治体で名称を変えて導入されている。水道料金請求書の紙代、印刷代、郵便代など堺市だけで年間2500万円以上の削減効果が出ているという。知識がほぼない状態から1年かけて作り上げ、今年の「地方公務員アワード2024」を受賞した。

 東京都では「東京都水道局アプリ」、福岡市では「福岡市水道局アプリ」という名称で導入されているスマホ用のアプリは、令和3年2月リリースされた堺市の水道料金を支払うために開発された「すいりん」をもとに作られている。

 郷田さんは堺市上下水道局の事業サービス課で水道料金の支払いなどを担当。事業者から水道料金の履歴が見られるアプリの提案があったことが開発のきっかけだ。「料金履歴だけでは誰も使わない。支払い機能を載せてほしいと依頼した」と振り返る。

 東京五輪を控えていた時期で、キャッシュレス化を進めようという動きが広がっていた。スマートフォン決済をはじめとした、さまざまなキャッシュレスへの対応を目指した。

 過去に例がないうえにアプリやキャッシュレス決済の知識も乏しい。預かったおカネがどう流れていくのかという収納フロー、スマホごとに画面の大きさが違うなかで正しいQRコードを表示する方法など事業者と調整を繰り返し、約1年かけて完成。職員たちでさまざまな支払い方法をテストして令和3年2月のリリースにこぎつけた。

産経新聞

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