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【堺市】父弟殺害の50歳女被告、無期懲役確定へ 最高裁が上告棄却(産経新聞)

 最高裁第3小法廷(石兼公博裁判長)は、堺市で2018年、父親と弟を殺害したとして殺人罪などに問われた無職、足立朱美被告(50)の上告を棄却する決定をした。9日付。無期懲役とした一、二審判決が確定する。

 22年の一審大阪地裁判決は2人の殺害を認定。無罪を主張した弁護側と死刑を求めた検察側の双方が控訴したが、今年4月の二審大阪高裁判決はいずれも棄却した。

 判決によると、18年1月に堺市中区の実家で父=当時(67)=にインスリンを過剰に投与し、低血糖脳症に陥らせるなどして約5カ月後に死亡させた。3月には父殺害の罪をなすりつける目的で、自殺を偽装して弟=同(40)=に睡眠薬を飲ませ、練炭を燃やして一酸化炭素(CO)中毒死させた。

産経新聞

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