来年の干支(えと)「巳(み)」の大絵馬(高さ約1・6メートル、幅約1・8メートル)が、堺市西区の大鳥大社に奉納され、拝殿に設置された。
絵馬を描いたのは豊中市の画家、森俊雄さん(53)。朝焼けの海を背景に白蛇がとぐろを巻く構図で、アクリル絵の具が使われている。間近で見ると、金色のうろこにショウブの花やひょうたんなどの絵と、英単語をしのばせているのが分かる。
力強い書体で「勝運」の文字を書いたのは豊中市の翻訳家、道浦綾さん(47)。2人で大鳥大社の大絵馬を手がけたのは8年連続となった。
水無瀬忠俊宮司(74)は「脱皮をしたばかりのヘビを描くようにお願いした。参拝者も同様に、フレッシュな気持ちで新年を迎えていただきたい」と話している。
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