堺市は、石津西町交差点の渋滞対策の検討を行うため、「渋滞対策検討業務」の一般競争入札を実施する。参加申請書を12月13日まで受け付け、参加資格結果を12月18日に通知、入札書を1月6~7日まで受け付け、1月8日開札。
参加資格は▽事前審査要件=同市入札参加資格の業務委託・役務の提供のうち、業種及び種目「調査065090その他調査」の登録▽事後審査要件=(1)19年度以降に国・都道府県・政令市において、MMS(モービルマッピングシステム)に関する業務及び交差点の概略検討業務の元請履行実績(2)技術士法の規定による建設部門「道路」又は総合技術監理部門(建設)「道路」の登録者、一般社団法人建設コンサルタンツ協会が認定するRCCMの登録技術部門「道路」の登録者いずれかを管理技術者として配置―など。
業務は、石津西町交差点の渋滞対策の検討を行うため、石津西町交差点周辺をモービルマッピングシステム(MMS)による調査を実施し、現地の地形情報等を取得した上で、渋滞対策検討を行い、関係機関との協議資料を作成する。
内容は▼MMS計測図化=①計画準備(MMSを用いた交差点の渋滞対策検討の目的・趣旨を把握し、業務計画書を作成、使用する主要な機械、要員、日程等について作業計画を立案し承認を得る)②MMS計測〈(1)調整点設置(MMS計測データの精度検証および調整計算のため、調整点を設置)(2)MMS計測(車載写真レーザ測量システムによりMMS計測を行う)(3)現地調査(MMS計測にて取得した写真データを現地調査の代用として使用する)〉③データ解析処理・検証〈MMSにより取得されたMMS計測データを利用して、後処理にて位置・姿勢情報を計算。本業務における全球測位衛星システム(GNSS)非受信区間においての位置データを補正する((1)計測時のエラーログ(GNSS非受信)を解析し、予測誤差等を精度管理表等に取りまとめる(2)解析処理結果の精度担保のため、MMS計測データ上で調整点の位置計測を行うものとし、検証は調整点の座標値を真値とし、MMS計測データ上で位置計測された座標値との残差を比較検証することにより行う〉④デジタルマッピング作成▼渋滞対策検討=①渋滞対策図の作成〈MMS計測で取得したデータにより作成した図をもとに、契約後に提示する渋滞対策案を参考に走行軌跡図作成〉▼打合せ協議▼その他(安全管理、調査にかかる準備・後片付け、成果品の品質確保)。履行期間25年3月31日まで。
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