年に1回、これまで所蔵してきた美術作品を中心に「所蔵美術作品展」を開催しています。今回は、堺の伝統工芸品である竹工芸の「かたち(造形)」に焦点を当てた展覧会を開催します。本展では、喫茶文化の道具としての竹工芸から唐物籃を反映した作品、また堺で活躍した前田家と田辺家の作品をとおして道具から美術工芸へと発展した竹工芸の流れを紹介します。更に、世界的に活躍する四代田辺竹雲斎やその一門による作品をみていくことで、継承のなかにうまれる新しい竹工芸のかたちを紹介します。また、展覧会をより楽しむ企画として、関連イベントを実施します。
展覧会について
会期 | 令和7年1月25日(土曜)から3月2日(日曜) 休館日 2月18日(火曜) |
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開場時間 | 午前9時から午後6時まで(入場は午後5時30分まで)※最終日は、午後3時まで。 |
開催場所 | さかい利晶の杜 企画展示室(堺市堺区宿院町西2丁1-1) |
展示内容 | 竹本展は、竹工芸の魅力である「かたち(造形)」に焦点を当て、竹工芸の原点である茶道具や唐物籃、さらに芸術作品としての竹工芸を紹介します。また、堺の竹工芸家として活躍していた前田家と田辺家の歴代の作品をとおして、道具から美術工芸へと発展した竹工芸の流れを振り返ります。そして、世界的に活躍する四代田辺竹雲斎やその一門による作品をご覧いただくことで、継承のなかにうまれる新しい竹工芸のかたちに迫ります。 |
観覧料 | 無料(ただし、さかい利晶の杜常設展の観覧料が必要です。)【参考:さかい利晶の杜常設展(与謝野晶子記念館、千利休茶の湯館)観覧料】大人300円(240円)、高校生200円(160円)、中学生以下無料※( )内は10人以上の団体割引料金※障害のある方とその介護者(要証明書)、堺市内在住の65歳以上の方は無料 |
主催 | 堺市 |
共催 | さかい利晶の杜 |
後援 | 大阪府、堺市教育委員会 |
関連イベント(さかい利晶の杜常設展の観覧料が必要です)
(1)作品解説
開催日時
令和7年1月25日(土曜) 午後2時~午後2時30分
場 所
さかい利晶の杜 2階企画展示室
内 容
担当学芸員から本展の見どころを説明します。
申込方法
不要。直接会場にお越しください。
(2)花かごワークショップ(要申込・先着順/申込方法は下記をご覧ください)
開催日時
令和7年2月2日(日曜) 午後2時~午後4時00分
場 所
さかい利晶の杜 2階講座室
内 容
はじめての方にも体験可能な竹で編む花かごを制作します。
講 師
四代田辺竹雲斎、田辺竹雲斎工房の門下生の方々
定員
10人(小学校高学年以上)
参加
1,000円
申込方法
令和6年12月2日(月曜)から以下のいずれかの方法でお申し込みください。
【インターネット】さかい利晶の杜ホームページ内のイベント予約サイト
URL:https://reserva.be/sakairishonomori
【TEL】072-260-4386(さかい利晶の杜)
(3)講演会&実演「伝統をつなぐ―過去・現在・未来へ―」(要申込・先着順/申込方法は下記をご覧ください)
開催日時
令和6年2月23日(日曜) 午後2時~午後3時30分
場 所
さかい利晶の杜 1階茶室広間
内 容
四代田辺竹雲斎氏が大切にしている次世代への伝承を中心に、堺で代々続いてきた竹工芸の大家の田辺家についてご子息・ご息女と門下生の方々による実演を交えながらご講演いただきます。
登 壇 者
四代田辺竹雲斎氏、田辺讃良氏、田辺香來氏、田辺眞人氏
定員
40人
申込方法
令和6年12月2日(月曜)から以下のいずれかの方法でお申し込みください。
【インターネット】さかい利晶の杜ホームページ内のイベント予約サイト
URL:https://reserva.be/sakairishonomori
【TEL】072-260-4386(さかい利晶の杜)
展覧会パンフレットデータ
なお、堺市では、第22回目となる堺市所蔵美術作品展にて四代田辺竹雲斎氏による展覧会を開催しました。
過去の美術作品展のページからご覧いただけます。
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