先月(10月)、大阪・岸和田市で酒を飲んで車を運転し、70代の女性をはねて死亡させたうえ、そのまま逃げたとして、21歳の建設作業員がひき逃げや酒気帯び運転などの罪で起訴されました。
これまでの調べに対し「事故の前に2軒の飲食店で酒を飲んだ」などと供述しているということです。
起訴されたのは、岸和田市流木町の建設作業員、澤田崇登被告(21)です。
被告は先月28日の未明、岸和田市上松町の市道で酒を飲んで乗用車を運転し、道路を歩いて渡っていた近くに住む早崎文子さん(74)をはねて死亡させたうえ、そのまま逃げたとして、ひき逃げや酒気帯び運転などの罪に問われています。
警察によりますと、事故の後、助手席に乗っていた知人が110番通報しましたが、その後の捜査で2人がいったん現場から走り去り、およそ15分後に戻っていたことが分かったということです。
これまでの調べに対し、被告は起訴された内容を認め、「事故の前に2軒の飲食店で酒を飲んだ。飲酒運転がばれたくなかったので、水を飲みに行くためいったん逃げた」などと供述しているということです。
また、警察は知人の20歳の男性会社員についても飲酒運転と知りながら車に同乗したなどとして、18日、道路交通法違反の疑いで書類送検しました。
この記事へのトラックバックはありません。