南海電鉄は15日、クレジットカードなどのタッチ決済が利用できる駅を拡大すると発表しました。2024年度内に現行の42駅から87駅まで拡大し、ほぼ全駅で使えるようになります。各駅の利用開始日はホームページなどで随時発表となる見込みです。
タッチ決済利用可能駅の拡大は2025年大阪・関西万博開幕を控えた動き。タッチ決済機能を持つクレジットカード類やスマートフォンなどで乗車できるようにすることで、ICカードを持たないインバウンド旅客や、定期券を持たない国内利用者の利便性向上に努めるといいます。
同社が他の大手鉄道事業者に先駆けてタッチ決済を導入したのは2021年4月。導入当初、2021年度の利用件数は約5万8千件でしたが、2023年度には約35万件と6倍以上に増加しています。
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