地域航空会社の設立を目指す「ジェイキャスエアウェイズ」(JCAS、東京・千代田区)は11月11日、第三者割当増資により2億円を追加調達したと発表した。関西空港を拠点に2026年春の就航を目指す。
プレシリーズAラウンドのファイナルクローズとして調達し、山陰中央テレビジョン(松江市)など9社が出資した。JCASは今年9月にも3億円追加調達しており、2023年6月の設立以来、累計で約6億5000万円を調達したという。
JCASは関空を拠点に富山と米子の2路線の開設を予定。機材は仏ATR72-600型機で、シンガポールを拠点とする航空機リース会社Avation PLCからリース導入する見通しで、2025年末の機体受領を計画している。
就航初年度は1機2路線で始め、その後5年間で7機16路線への拡大を目指すという。
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