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【堺市】フィギュア・友野選手 堺の推し紹介…市、non-noとマップ(読売新聞)

 堺市出身のフィギュアスケート男子の友野一希選手(26)がおすすめする堺の観光スポットや思い出の場所などを紹介したマップ「堺市おさんぽMAP」が完成した。友野選手が連載を掲載する集英社のファッション誌「non-no」と堺市の共同作成で、市の担当者は「多くの人に手に取ってもらえれば」と話している。

 友野選手は、「non-no」の公式ウェブサイトで「トモノのモノ語り。」と題して、競技の近況報告や好きなファッション、モノ作りなどの話題を発信している。

 集英社側が「地元愛の強い友野選手とコラボしたマップ作りができれば」と市に提案し、作成が決まった。地図では、友野選手が普段から練習の合間に通う飲食店や市の観光スポット、幼少期の思い出の場所などを写真入りで紹介している。イラストや写真を多くあしらったポップなデザインとなっている。

 市観光推進課のほか、市博物館(堺区百舌鳥夕雲町)や鉄炮鍛冶屋敷(同区北旅籠町西)、さかい利晶の杜(同区宿院町西)などで配布。この3施設でスタンプを集めると、友野選手のフォトカードがもらえるスタンプラリーを来年8月31日まで行っている。

 友野選手はマップの完成にあたり、「トモノのモノ語り。」に「堺は古墳だけじゃない、さまざまな顔があります」などのメッセージを寄せた。市観光推進課は「友野選手のファンだけでなく、同世代の若い人にも『堺に行ってみたい』と思ってもらえれば」と期待している。

読売新聞

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