大阪の泉南消防署の副署長が、パワハラで懲戒処分を受けました。
戒告の懲戒処分を受けたのは、泉南消防署の53歳の男性副署長です。
泉州南広域消防本部によりますと、副署長は、去年12月からの約半年間に、後輩の消防職員の男性3人に対し、机を叩きながら叱責したり、「お前とは合わない。やめてしまえ」「そんなものがわからないならお前は消防士ではない」などと発言していたということです。
叱責を受けた職員の様子がおかしいと感じた同僚がハラスメント相談窓口に通報して発覚。調査の結果、パワーハラスメントと認定され、懲戒処分となりました。
副署長は「威圧的で不適切な発言に反省している」と話したということです。
泉南消防署は今後、外部講師による研修を行うとし、「組織全体でハラスメント防止に向けた枠組みを徹底し、一層の服務規律の確保、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
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