「第11回 泉大津さんま祭り」が11月10日、池上曽根史跡公園(和泉市池上町4)で開催される。主催は復幸の架け橋実行委員会(泉大津市池浦町3)。
2012(平成24)年、東日本大震災の復興支援や防災意識の向上、地域活性化を目的に初開催。昨年開催時は、子ども連れから高齢者までの幅広い層が約6000人来場したという。11回目となる今回は約50の出展者が参加。岩手県大船渡産の魚介類を使ったグルメの販売、信太山自衛隊や泉大津警察署、泉大津市消防本部による車両展示などを行う。
イベントの目玉は、炭焼きした大船渡産サンマの販売。価格は1尾350円(1人2尾まで)。1300尾を用意する。このほか、サンマのつみれ汁や三陸地方でとれたイカ、カキの炭焼きも販売する。
地元の飲食店やキッチンカーが唐揚げ、たこ焼き、豚汁うどん、クレープ、ベビーカステラなどを販売する飲食ブースも用意。アクセサリーや革小物、陶磁器など泉州エリアの作り手による雑貨の販売も行うほか、泉大津高校書道部や「いずみ太鼓メンバー」、ダンスチームによるパフォーマンス披露などステージイベントも用意する。
泉大津市立総合体育館(泉大津市宮町)では現在、夏休み期間にサンマをテーマに開いた「泉大津さんま祭り こども絵画コンクール2024」に応募された全137作品を展示している。開館時間は9時~21時(最終日は16時まで)。月曜休館。11月6日まで。
実行委員会代表の石原成昭さんは「サンマは毎年すぐに売り切れてしまうので100匹増やした。能登地震の復興応援として物産展やボランティアに参加した方の報告会も行う。イベントを楽しみながら防災を身近に感じてもらえれば」と話す。
開催時間は9時30分~16時。小雨決行。
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