クボタは15日、研究開発拠点のグローバル技術研究所(堺市)にRIZAPグループが運営するコンビニエンスジム「チョコザップ」を開設したと発表した。研究所には約3500人が働いており、福利厚生の一環として健康維持に活用してもらいたい考えだ。RIZAPが単独の企業の中に店舗を設けるのは初めて。
チョコザップの「クボタグローバル技術研究所店」は15日オープンした。営業時間は午前5時から午後10時まで。筋力トレーニングやランニングができるマシンに加えて、ダーツ台も設けた。一般のチョコザップ会員よりも割安な料金設定となっており、同日時点ですでに約600人が会員登録しているという。
研究所には簡易な器具を置いたトレーニングルームがあったが、従業員が増えたため一時的に利用を中止していた。従業員からは利用再開を望む声が出ていたという。クボタにとっては自社で施設を運営する必要がないうえ、RIZAPを通じて利用状況などのデータを収集できる利点もある。
チョコザップの出店を機に、クボタはRIZAPと法人契約を結んだ。研究所の従業員は全国のチョコザップを通常よりも低価格に利用できる。
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