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【岬町】岬高校の生徒は豊かな海づくりに向けて大阪湾のアマモ場の維持に貢献している(時事通信)

 大阪湾の岬高校があるエリアにはアマモ場があり、豊かな海づくりが進められている。岬高校のマリンアドベンチャー系列3年生(平山武史教諭、他)も、せんなん里海公園(牛牧照雄所長)の協力を得て、アマモに詳しい職員の河原美也子氏による大阪湾でのアマモ場の維持について学んでいる。

 9月6日に岬高校の教室で実施された出前講座では、生徒が6月の「大阪湾生き物一斉調査」の授業時に採取したアマモの花枝から種を採りだし養成ポットに植えつける作業を実施した。11月にはこの作業をアマモ場に近い小学校の生徒に伝授し、春には苗が育ったアマモを生徒が大阪湾に植えつける予定。

 この海の環境学習は、教員が地域等からの協力によって6月~11月にかけて授業プログラムを構築している岬高校オリジナルの体験型の学びである。

 岬高校の生徒は、大阪湾にある既存のアマモ場を近隣の小学生と一緒に維持、拡充し、楽しみながら学びつつ大阪湾がさらに豊かな海になることに貢献している。

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