自治体主導で赤ちゃんポストなどの設置を目指す大阪府泉佐野市が、同市の「りんくう総合医療センター」と連携して取り組みを進める方針を固めた。19日、市関係者への取材で分かった。今後、市議会に報告する。
市は赤ちゃんポストや、病院以外に身元を明かさない「内密出産」ができる設備の設置先として、センターなど市内の二つの医療機関を候補として検討していた。市議会には、実現に向けた視察費などを含む関連予算案を提出した。
センターは新生児集中治療室(NICU)などを備え、「地域周産期母子医療センター」として大阪府が認定している。
市は5月、2026年度中に設備の運用を始める方針を表明した。
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