サイクリングを楽しんだり、自転車競技に取り組んだりする人々らが集まるにぎわい拠点の整備を進めてきた堺市は、拠点の施設設計や管理運営などを行う優先交渉権者に建築企画コンサルティング会社「Andeco」(アンデコ)などを選んだと発表した。9月までに協定を締結し、令和9年3月のオープンを予定している。
サイクリングコース「大和川リバーサイドサイクルライン」沿いで、阪堺線大和川駅に隣接する約1・3ヘクタールに建設される。同市は施設の基本概要を決めて昨年12月から事業者を公募。整備費3億円を同市側が負担し、事業者側が建物や土地の賃料を支払う仕組み。

200メートルトラックや起伏のあるパンプトラック、すり鉢広場などの自転車体験施設のほか、トイレやシャワーなどを備えたサイクルステーション、自転車ショップ、ベーカリーカフェなどが建設される。
同市では、未就学児や小中学生が自転車のルールやマナーを学んだり、ファミリーから高齢者までが自転車に親しんだりできる施設にしたいとしている。
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