ことし、大阪府内で交通事故で死亡した人は28日までに48人と去年を上回るペースで増えていることを受けて、取締りを強化しようと、29日、白バイやパトカーによる特別取締隊の出発式が岸和田市で行われました。
府内ではことし、交通事故で死亡した人は28日までに48人と去年の同じ時期と比べて2人増えていて、特にバイクの運転中に亡くなった人は19人と全体の4割近くを占めています。
29日は、バイクの利用者が多い阪和自動車道の岸和田サービスエリアで特別取締隊の出発式が行われ、警察官20人あまりが白バイとパトカーに乗り込んでパトロールに向かいました。
警察は、事故防止の緊急対策として、6月30日まで交通量の多い幹線道路や高速道路でスピード違反などの取締りを強化することにしています。
大阪府警察本部交通総務課の田中啓吾 調査官は「ドライバーは速度を抑えた運転に努め、歩行者や自転車、それに対向車など周りをしっかり見て安全確認を徹底してほしい」と話していました。
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