今月(4月)、滋賀県長浜市の住宅の冷凍庫から女性とみられる遺体が見つかり、この家に住む親子など3人が遺体を遺棄した疑いで逮捕された事件で、警察が調べた結果、遺体は逮捕された容疑者の1人の妻と確認されました。
警察は死因を詳しく調べるとともに事件のいきさつを調べています。
今月2日、滋賀県長浜市四ツ塚町の住宅で、大型の冷凍庫の中に成人女性とみられる遺体が入っているのが見つかり、警察はこの家に住む岩瀬浩一郎容疑者(72)と、息子で長浜簡易裁判所の事務官の岩瀬龍彦容疑者(49)、それに大阪・堺市のアルバイト清掃員、野中秀紀容疑者(63)を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。
警察が調べた結果、遺体は野中容疑者の妻で大阪・堺市の野中まりこさん(57)と確認されました。
また野中容疑者は岩瀬浩一郎容疑者の元妻の弟と確認されたということです。
捜査関係者によりますと、事件発覚のきっかけとなった大阪・堺市で死亡した夫婦が残していた遺書にも、「長浜市の遺体は野中容疑者の妻で容疑者らが冷凍庫に入れた」といった内容が書かれていたということです。
警察は死因をくわしく調べるとともに遺体を遺棄したいきさつを調べています。
逮捕された3人の認否については明らかにしていません。
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