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【泉大津市】無形民俗文化財の「大津おどり」を現代風にアレンジ 作曲から振り付けまで市民で作り上げた「REIWA 盆ダンス」とは?(Buzz Feed)

「ダンスのまち」として知られる大阪府泉大津市。無形民俗文化財にも指定されている「大津踊り」を現代にアレンジした「REIWA盆ダンス」がイベントで披露されました。

泉大津には子供も大人も楽しく踊れる「REIWA盆ダンス」があるのをご存じですか? 新しい夏の風物詩としても期待されています。
 
「ダンスの街泉大津」が生み出した新しいスタイルの盆踊りをご紹介します!


 
「REIWA盆ダンス」は、日本の伝統文化である「大津おどり」から生まれた新しいスタイルの盆踊りです。無形民俗文化財に指定されている「大津おどり」は、江戸時代から受け継がれている盆踊りで、始まりはカニの供養だったそうです。

元禄年間(江戸時代・徳川綱吉将軍のころ)に国の生活は苦しく、お百姓も食べ物にも困る日が続きました。
 
そこで殿様から「新田開発」が命じられます。
 
泉大津でも、庄屋さまが自分の財産を使って 大津川一帯の荒れた土地を開拓して新田を作りました。
 
ところが、折角作った田んぼにおびただしい数のカニがわき出て、稲を食い荒らしました。
 
困った人々は、新田を守るためにカニ退治を行いました。その時たくさんのカニが犠牲になりました。
 
心のやさしい泉大津の村人は、犠牲となった「カニ」を供養するため、新田の近くに「カニ塚」をつくり、お盆にはカニ供養のための踊りを踊ってカニをなぐさめました。
 
この踊りが「大津おどり」の元になったと言われています。
 
こんな伝統ある「大津おどり」ですが、最近では踊る人はめっきり少なくなってきました。
 
そこで、泉大津市では次世代の子どもたちに継承するため、大津おどり保存会をはじめ、泉大津市の地域のコミュニケーション・スペースの「あすとホール」、地元団体や有志などで構成する「いずみおおつ盆ダンスでつながろうプロジェクト」を始動させました。
 
軽快なリズムと動きで、子どもたちにも覚えやすい新しい盆おどりを創作。
 
「令和」への改元を記念し、「REIWA盆ダンス」と名付けられました。

「REIWA盆ダンス」は、「大津おどり」がつくられた歴史的背景と現在の風景を織り交ぜて、地元ジャズシンガーMEGU:ADAWASさんが、8ビートの曲調で作詞・作曲し、音頭をとります。
 
また、このプロジェクトに賛同した若手ミュージシャンが「BonDance CRAB BAND」を結成し、演奏を担当しています。
 
振り付けには、市が面する大阪湾、波やカニなどの動きで構成しているほか、原形である「大津おどり」のお囃子と振り付の一部を取り入れ、振り付けは、泉大津市総合型地域スポーツクラブ(OZUスポ)でキッズダンス教室を指導する「ダンススタジオきらり」の主宰者、多田映子さんが行いました。
 
こうして生まれた新しい形の盆おどりを、「いろんな人に知ってもらって楽しんでほしい」という思いを持った泉大津の高校生がPRをしてくれました。
 
高校生がレクチャー動画をYouTubeで配信したり、高校生たちが指導者となり市内の小学生にレクチャーしたりして、認知を広めてきました。
 
日本の伝統を継承する「REIWA盆ダンス」。新しい夏の風物詩として注目されています!

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