岸和田市は、下水道事業への官民連携(ウォーターPPP)導入に向けた検討を進めており、民間事業者の参入意向や課題把握を目的にマーケットサウンディングとしてアンケート調査を実施した。調査には市内外55者が回答し、26年3月頃に導入方針を決定、26年度末までに公募開始、28年度からの事業開始を予定している。
同市では、公共下水道事業の持続性向上を目的に、24年度から導入に向けた課題整理やスキーム検討、効果分析などの準備を進めてきた。今回の回答状況は以下の通り。
■市外業者(28者)
- 参入意向:参入・検討意向11者、「不明」12者
- 希望施設:管路13者、処理場19者
・管路系一式6者、処理場系一式4者、両方7者、全施設3者 - 希望方式:更新支援型・更新実施型に10者以上、コンセッション希望2者
■市内業者(27者)
- 参入意向:参入・検討意向15者、「不明」9者
- 希望施設:管路16者、処理場7者
・管路一式3者、処理場一式3者、両方2者、全施設希望なし - 参入時の立場:下請16者、構成員11者、代表2者
■対象となる下水道施設
磯ノ上下水処理場、牛滝浄化センター、各種ポンプ場、汚水管路約620km、合流管路約50km、雨水管路270km、調整池7か所、準用河川約30km、マンホールポンプ68か所、集落排水施設、し尿処理場など市内全域の関連施設。
■検討する業務範囲
統括管理、住民窓口、運転監視、巡視・点検、保守、法定点検、水質試験、清掃・浚渫、廃棄物運搬、修繕計画・補修、更新計画、詳細調査、改築設計・工事、耐震化、悪臭対策、災害対応など、多岐にわたる。
■今後のスケジュール
- 25年度:導入可能性検討、業務範囲・スキーム検討、効果検証
- 26〜27年度:公募開始(26年度末予定)、事業者選定
- 28年度:事業開始予定





