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【泉大津市】公共施設適正配置基本計画(第3期)を策定へ 本庁舎建替えも計画

泉大津市は、2017年に策定した「公共施設適正配置基本計画」について、第2期が2026年度末で終了することから、2026年度に第3期計画を取りまとめる。これまでの進捗状況や財政状況、各施設の個別計画、市民意向調査などを踏まえて策定作業を進めている。

第3期の対象期間は2027年度から2039年度までの13年間とし、基本理念を「誰もが利用しやすく、誰もが集える公共施設」と設定。理念実現に向けた基本方針として、①施設更新時の複合化・多機能化、②長寿命化や維持保全によるコスト圧縮、③官民連携によるサービス水準の維持・向上、④将来人口推計に基づく公共施設総量の適正化、⑤推進体制の構築――の5点を掲げる。

策定スケジュールは、2026年6月に骨子案、8月に素案を作成しパブリックコメントを実施。12月に原案をとりまとめる予定。

現時点で示されている主な整備方針としては、2027~2031年度に土木課分室・倉庫と環境課分室の複合化を実施する計画がある。また、2037~2039年度には市役所本庁舎の建替えを行う見通しとなっている。

泉大津市は、公共施設の老朽化や人口減少に対応し、将来にわたる持続可能な施設配置を目指して再編を進める方針だ。

泉大津市、公共施設適正配置基本計画で本庁舎建替計画(日刊建産速報社)

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