高さ約100メートルから世界遺産の仁徳天皇陵古墳を一望できる観光ガス気球「おおさか堺バルーン」の乗り場となっている大仙公園(堺市堺区)に15日、観光案内所「気球のりば観光案内所」がオープンする。
2階建てで延べ床面積約60平方メートル。総事業費は5159万円で、ふるさと納税や企業・団体からの寄付で全額まかなった。
1階カウンターでは気球搭乗の受け付けなどを行うほか、ミニステッカー(330円)や前方後円墳のデザインをあしらったてぬぐい(1210円)といった土産物も販売する。
待合席では、古墳の歴史や、周辺に仁徳天皇陵を含む44基の古墳があることなどを説明する映像を上映。パンフレットなども置かれ、市内観光情報の発信も行う。2階は事務所として使用する。
堺市の担当者は「気球を楽しみに来てくれた方に市内を周遊してもらえるよう、市の魅力を発信していきたい」と話した。
営業時間は午前10時~午後6時。気球運休時も営業する。


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