高校生が社会課題を解決する政策を競うコンテスト「第三回全国高校生政策甲子園」(日本青年会議所主催)の最優秀賞に府立鳳高校(堺市)が選ばれ、同校の生徒らが堺市の永藤英機市長を表敬訪問した。
3年の生徒3人は「正しい情報こそ、最強のライフライン!!~情報災害から命を守るために~」と題して自由テーマ部門に応募。能登半島地震で10万件以上の偽情報がSNS上に投稿された結果、必要な支援情報が埋もれた事態を踏まえ、災害時に信頼できる「政府公式防災アプリ」を導入して防災情報を一元化することで、情報災害を防ぐ社会を実現したいと訴えた。
全国から352チームが出場する中、自由テーマ部門の最優秀賞に選ばれた。
永藤市長に受賞を報告した小川瑛士さん(18)は「まだ実感がわかない。心に収まりきらないほどの喜びがある」と感激した様子。上出淳さん(17)は「OBの方の力強い後押しもあってつかめた結果」と感謝を口にした。永藤市長は「防災情報を集約したアプリというのはありそうでなかったアイデアだ」と称賛した。


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