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泉州4市2町が公営住宅の包括委託を検討、サウンディングを実施

 大阪府の泉州地域4市2町(泉大津市、貝塚市、高石市、泉南市、田尻町、岬町)は、広域連携により効率的な公営住宅の更新・維持管理を実現するスキームの構築と実装に向けて、サウンディング型市場調査を行う。

大阪府南西部、泉州エリアの4市2町(泉大津市、貝塚市、高石市、泉南市、田尻町、岬町)では、連携して広域で公営住宅の包括管理委託の検討を進めている(図表:日経BP 総合研究所)

大阪府南西部、泉州エリアの4市2町(泉大津市、貝塚市、高石市、泉南市、田尻町、岬町)では、連携して広域で公営住宅の包括管理委託の検討を進めている(図表:日経BP 総合研究所)

  サウンディングへの参加は10月20日12時までに、泉州地域公営住宅事業 公募型サウンディング事務局に申し込む。参加を承諾した事業者に対しては、質問回答書、事業概要資料、インフォメーションパッケージが提供される。事業者は10月24日までに質問回答書を提出する。その後、必要に応じて個別ヒアリングを実施する場合がある。

  また、サウンディングに先立ち、事業説明会を10月16日に貝塚市役所で実施する。説明会への参加申し込みは14日12時まで。

 泉州地域の自治体では、公営住宅(市営住宅、町営住宅、改良住宅)の管理戸数が多く、空き住戸の増加や老朽化が進む住宅の改修や建て替え対応、技術職員の不足による維持管理担当者の負担増などが課題となっている。そこで、公営住宅の更新(改修・集約建て替え)、維持管理において、従来の方式に捉われず確保した収益を維持管理に還元するなど、効率的で効果的な公営住宅の更新・維持管理を実現するスキームの構築と実装に向けて、民間事業者の意見や知見を得たい考えだ。

泉州4市2町が公営住宅の包括委託を検討、サウンディングを実施

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