大阪府岸和田市の発注工事で不正をしたとして、大阪地検特捜部は24日、前市長の会社役員・永野耕平容疑者(47)を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の罪で起訴した。
【写真】前岸和田市長を逮捕、官製談合防止法違反の疑い 性的関係めぐり失職
起訴内容は、2021年5月にあった工事の入札に先立ち、業者の社長(当時)に最低制限価格を漏らして落札させ、入札の公正を害したというもの。
永野氏は15年に府議になり、18年の市長選に初当選。24年11月、政治活動で関わりのあった女性と性的関係を続けたことについて裁判を起こされ、女性に謝罪して解決金を払う内容で和解。その後、市議会から2回の不信任決議を受け、今年4月の市長選で落選していた。
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