大阪府警は2026年4月4日、泉佐野警察署で紛失していた覚醒剤簡易鑑定用の試験薬1個が、同署敷地内の捜査車両内から発見されたと発表しました。試験薬は未使用の状態でしたが、本来あるべき保管場所から適切に管理されていなかった実態が明らかになりました。
発見の経緯
- 4月1日: 泉佐野署刑事課員が捜査のため試験薬を持ち出そうとした際、鍵付き冷蔵庫に保管されていたはずの2個のうち1個が不足していることが判明。
- 4月3日: 大阪府警が紛失を公表し、捜索を継続。
- 4月4日 午前11時半ごろ: 同署敷地内に駐車していた捜査車両(刑事課員以外が使用)のトランク内、ビニール製バッグの中から発見。
試験薬の危険性と管理基準
発見された試験薬には、濃硫酸やホルムアルデヒドといった毒劇物が含まれており、誤って服用した場合には死に至る危険性があります。 大阪府警薬物対策課の規定では、試験薬の持ち出し時には「出納簿への記録」と「速やかな返却」が義務付けられていました。
今後の対応
府警の調査により、同署では適切な記録や点検が行われておらず、管理体制に不備があったことが確認されました。府警は「紛失に至った経緯を詳しく調査し、再発防止を徹底する」としています。現時点で、誰がどのような目的で持ち出したのかについては特定に至っていません。






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