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【泉南市】地域課題解決に資する実証実験に最大250万円の補助(日経BP)

  大阪府泉南市は、2025年度に開始した民間提案制度の枠組みを活用し、市の地域課題・行政課題に寄与する実証実験事業者を募集している。初年度の経費の2分の1まで、最大250万円を補助する。実証実験終了後の実装時期が明確で、初年度を含む5年間の収支見通しを示すことが条件だ。補助金総額は750万円。

 この募集は泉南市の「産×官×学共創による成長戦略『Sennan L.I.P』ブランド創造事業」が、内閣府「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第2世代交付金)」の交付対象事業となったことを受け実施される。この事業は、「市内事業者を中心としたプラットフォーム構築による研修会等の実施や公民連携によるによるシティブランディングを推進するためのウェブサイトの構築を行う」というもの。併せて、地域課題解決のための実証実験を実施する事業者に対する支援や、空き物件の利活用促進と情報提供体制の構築も進める。

 補助対象となるプロジェクトは「(1)物販、飲食、サービス提供等」または「(2)シティプロモーションや誘客」を通じて地域課題に寄与するもの、「(3)健康、福祉、環境、教育等」または「(4)その他」の地域課題や行政課題の解決の一助となるもの。

 事業実施に当たっては成果目標(KPI)を設定し、モニタリングと実施後の市による評価、泉南市民間提案制度審査委員会による第三者チェックを受ける。

 提案を行うには、9月1日までに市と事前面談し、必要に応じて現地見学を申し込む。9月30日までに提案書を提出し、10月6日または10日にプレゼンテーションを実施する。結果の通知・公表は10月下旬頃の予定だ。

日経BP

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