和泉市が打ち出す「初任給日本一」政策が、さらに強化されています。2026年4月採用の大卒事務職の初任給は月額25万5800円(前年度比+1万300円)となり、地域手当を含めると28万円を超える水準に達します。
もともと同市は給与改革前、府内でも下位に位置する初任給でしたが、人材確保を目的に大胆な見直しを実施。2024年には一気に全国トップ水準へ引き上げ、その後も継続的に上積みしています。
この効果は顕著で、採用試験の応募者は大幅増加。2025年度には11人の採用枠に対し549人が応募し、競争率は約50倍に達しました。売り手市場が続く中でも、高い関心を集めています。
背景には、少子化による人材不足と自治体間の人材獲得競争の激化があります。和泉市は初任給だけでなく、若手でも成果次第で昇進できる人事制度を導入し、モチベーション向上と定着を図る戦略です。
給与水準を“広告塔”として活用する同市の取り組みは、他自治体にも影響を与える可能性があり、今後の動向が注目されます。








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