和泉市は、乳児の重い呼吸器感染症を防ぐ「RSウイルスワクチン」について、2026年4月1日から定期予防接種として実施すると発表しました。対象は妊娠28週から36週の妊婦で、接種費用は公費により無料となります。
RSウイルス感染症は、発熱や鼻水、咳など風邪のような症状が出る呼吸器感染症で、2歳までにほぼすべての子どもが感染するとされる一般的なウイルスです。多くは軽症で済みますが、新生児や乳児では細気管支炎や肺炎などの重い症状になる場合があります。
今回のワクチンは妊婦が接種することで母体に抗体が作られ、その抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行する「母子免疫」の仕組みを利用したものです。これにより、生後数か月間の赤ちゃんをRSウイルス感染症から守る効果が期待されています。
接種の際は母子健康手帳と本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)の提示が必要です。なお、接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないため、出産予定日の14日前までに接種を完了することが望ましいとされています。
接種できる市内の医療機関は現在調整中で、決定次第、和泉市ホームページなどで案内される予定です。また、市外の医療機関で接種を希望する場合は事前に依頼状の作成(2~3週間程度)が必要となるため、早めの相談が呼びかけられています。
RSウイルス感染症やワクチンの詳細については、厚生労働省の資料や和泉市の案内で確認することができます。問い合わせは和泉市子育て健康部健康づくり推進室(0725-58-6038)まで。








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