大阪府堺市に本社を置く サカイ引越センター と、鹿児島県の 龍郷町 は4日、自然環境の回復を目指す「ネイチャーポジティブ(自然再興)」推進に関する協定を締結しました。
協定では、同社のサービス「エシカル引越」の収益の一部を、龍郷町が発行する J-クレジット制度 の購入に充て、森林整備など地域資源の保全に活用します。
J-クレジットは、森林整備などによる温室効果ガスの吸収量を国が認証し、取引できる仕組み。龍郷町では町有林の整備により約350トン分の二酸化炭素(CO₂)吸収量をクレジット化し、約300万円の収益を見込んでいます。サカイ引越センターは、引っ越し時のトラック移動などで発生するCO₂排出を相殺する目的でこれを購入します。取引は町と協定を結ぶ paramita を含む3者で行われます。
「エシカル引越」は、利用者が1,100円を追加することで引っ越し時のCO₂排出を相殺する仕組みで、開始から1年で4万件以上の利用があったといいます。
締結式では、龍郷町の 竹田泰典 町長が「生物多様性の回復と次世代への継承に向けた一歩」と期待を示しました。龍郷町は2025年6月、地域の自然や文化の再生を目指す「ネイチャーポジティブ宣言」を表明しており、今回の協定はその具体化の一環とされています。







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