バレエ衣装オーダーメイドを手がけるJardin des Costumes-ジャルダン デ コスチューム-(大阪市、代表・木村章子)は、2025年9月、大阪府泉南郡岬町でリメイクファッションショーを行います。
岬町にゆかりのある小学3年から中学3年までの子ども達が、着なくなった服を自分たちの手でリメイクし、その服を着てランウェイを歩くイベント。
Jardin des Costumes木村が昨年秋にパリで行ったファッションショーや、今年3月に京都で上演したショーの経験を活かして企画立案し、演出や制作を担当。
また、母校である梅花女子大学の協力を得て、こども教育学科の学生が企画段階からサポート。
ファッションショー当日には、学生もリメイクした服を着てランウェイを歩きます。


ただ今、下記の条件にて子どもモデルを募集中です。
参加する子ども達には、YouTubeやTikTokでは得られないリアルな体験の場を通して、自分の手で作り上げる楽しさと、モノを大切にし、年長者の知恵を借りながら工夫することによって長く愛用できることを学んでもらいたいと考えています。
9/15(月) 敬老の日のファッションショー当日はメディア専用席をご用意いたします。
報道各社の皆様のご来場をお待ちしております。
<リメイクファッションショー in Misaki>
【参加条件】
対象:原則として、岬町在住、または岬町にゆかりのある小学3年生~中学3年生
参加費:1人500円
定員:15名(先着順)
応募締切:8/31(日)
参加者募集フォーム https://logoform.jp/f/OhG7i
【日時・場所】
◆リメイクワークショップ 9/13(土)13時~16時 岬町青少年センター
◆ファッションショー 9/15(月)15時~17時 岬町文化センター
岬町青少年センター/文化センター 大阪府泉南郡岬町多奈川谷川1905-22
【同時開催】「パリコレ衣装展」
Jardin des Costumesが昨年9月パリで発表したバレエ衣装12点をファッションショー会場に展示
後援:岬町教育委員会
協力:岬町青少年指導員協議会、梅花女子大学
・輝け!子どもパフォーマー事業
・岬町町制施行70周年記念協賛事業
・関西元気文化圏参加事業
なぜ岬町でファッションショー?
岬町はJardin des Costumes代表木村の出身地。
暮らしていた当時(1980~1990年代)はネットやスマホも無く、コンビニはもちろん、図書館すら無い状態で完全に情報砂漠でした。
そして現在、欲しい情報にアクセスできる環境にはなりましたが、リアルな体験ができる機会が都会に比べてかなり乏しいという点は、昔とほとんど変わっていません。
特に、岬町の人口のうち、15歳未満は1,092人となり(6月30日現在)、子ども向けイベントの開催がますます厳しくなっています。
教育委員会事務局の中出氏曰く、「特に文化芸術系のイベントは成果が分かりづらいこともあり、なかなか新しいものを始められない」とのこと。
そこで、本件を提案したところ、2025年は岬町の町制施行70周年の記念イヤーということもあり、「ぜひ一緒にやりましょう!」と開催が決定しました。

この町ならでは、を目指して
15歳未満の人口が少ない反面、65歳以上は全人口の4割を超えています。
しかし岬町は、とても元気なお年寄りが多い町。
この世代が現役として活動できるうちに、「昔はみんなが当たり前にできていた手仕事」を次世代に引き継ぎ、モノを大切にし長く使う技術や知恵を伝授してもらいたい。
そんな思いから、我こそは!と思うお裁縫が得意な人たちを「リメイクサポーターズ」として集め、9/13(土)のワークショップのお手伝いをしていただくことにしました。
また、「いつか使うかも」とずっと大切にしまっているボタンやリボンなど、服の装飾になる素材を提供していただき、リメイクに活用します。

そして、9/15(月)ファッションショーのランウェイは、岬町青少年指導員協議会の方々が作り、子どもたちが楽しくウォーキングできるよう、積極的に協力してくださいます。
そのような、岬町の人たちの手で作る、温かさ溢れるイベントを目指し、準備を進めています。
プロの仕事に触れるのも貴重な経験
電車で1時間の距離とは言え、やはり小中学生が大阪市内で開かれるイベントに気軽に行けるとは言い難いのが現状。
そのような理由から、Jardin des Costumesが2024年9月にパリで発表したコレクション12点をファッションショーの会場に展示し、プロの作品に触れる機会を提供します。
パリのランウェイを歩いた衣装たちは、岬町の未来を担う子ども達にも刺激を与えてくれることでしょう。
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