桃の節句(3月3日)を前に、和泉市の工房ではガラス細工のひな人形づくりが最盛期を迎えている。約700度の炎でガラス棒を溶かし、飴細工のように成形する高度な技で一体ずつ仕上げる。
和泉市では明治時代にガラス細工の製造が始まり、地場産業として発展。「いずみガラス」は2024年、国の伝統的工芸品に指定された。透明感ある色彩と繊細な造形が特徴で、近年はコンパクトで飾りやすいサイズのひな人形の人気が高まっている。
職人がバーナーワークで丁寧に形を整える工程はすべて手作業。手のひらに収まる小さなひな人形は、住宅事情を問わず気軽に楽しめる点も支持を集めている。制作は3月末ごろまで続く予定だ。





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