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関西国際空港、7月の香港・マカオ旅客数3割減 地震デマ影響(日本経済新聞)

関西3空港を運営する関西エアポートは8日、関西国際空港の7月の香港・マカオ方面の旅客数が前年同月比29%減の19万2000人だったと発表した。日本で7月に大地震が起きるとの噂がSNSを通じて広がった影響とみられる。

香港・マカオ方面は4月時点で2割増と好調だったが、5月は昨年並み、6月は24%減った。7月時点では香港航空など3社が減便措置をとり、香港・マカオ方面の発着回数は前年同月から7%減った。関西エアポートの担当者は「現時点で復便のめどは立っていない」と説明する。

関空国際線全体の旅客数は8%増。55%増の中国方面がけん引した形だ。ただ、地震のデマの影響が少なかったとされる地域でも、7月に入り伸びの鈍化がみられる。欧州や北米、東南アジア方面の増加率は5月と比べて10ポイント前後下落した。日本の酷暑も一部影響しているもようだ。

日本経済新聞

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