岸和田市社会福祉協議会は、「第3回 LIFULL HOME’S基金」の助成先に採択された。
大阪府営住宅の空き室を「目的外使用」制度で借り上げ、DV被害者や生活困窮者向けの緊急シェルターとして活用する。
■ 空室を福祉資源へ転換
活用されるのは、大阪府営の「岸和田春木住宅」2戸(予定)。
公営住宅は空室があっても、風呂釜やエアコン、照明などの設備が整っていないケースが多く、着の身着のまま避難してきたDV被害者や、貯蓄のない困窮者がすぐに入居することは困難だった。
今回、通常の公募ではなく福祉目的で法人が借り上げる「目的外使用」制度を活用する。
■ 民間助成で設備整備
設備投資には、日本フィランソロピック財団による「第3回 LIFULL HOME’S基金」からの助成金70万円を充当。
公的負担を増やさず、エアコンや家電を整備し、即入居可能な環境を整える。
■ 住まい+伴走支援
住居提供に加え、社協の専門職が
- 就労支援
- 家計管理支援
などを実施。シェルター退去後の自立までを一体的に支援する。
同会ではこれまで年間延べ約300泊の緊急シェルター提供を行ってきたが、満床で受け入れ困難な状況が続いていた。
■ 事業概要
- 事業名:公営住宅を活用した住宅確保要配慮者への居住支援事業
- 実施場所:大阪府営岸和田春木住宅 2戸(予定)
- スキーム:公営住宅の目的外使用許可に基づく借り上げ
- 助成元:公益財団法人日本フィランソロピック財団「第3回 LIFULL HOME’S基金」
- 期間:2026年2月〜6月末(以降も継続運用予定)
未活用の公共ストックと民間資金を組み合わせた、地域型の居住支援モデルとなる。







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