スキー場のない阪南市出身の藤木豪心選手が、モーグル予選で敗退。きょうだい出場を果たす妹・日菜選手の滑りに刺激を受け、巻き返しを誓った。
ミラノ・コルティナオリンピックのフリースタイルスキー男子モーグルは2月12日、予選2回目が行われ、藤木豪心選手(28)=イマトク=が敗退した。
予選2回目では第1エア後のターンで乱れ、65・44点。予選1回目の73・68点が採用されたが、決勝進出はならなかった。インタビューでは「ミスが出てしまって悔しい」と語った。
藤木選手は、同女子で決勝1回目まで進んだ妹・日菜選手(24)=武庫川女子大院=について「妹が攻めたので、自分も頑張らないと」とコメント。今後の「デュアル」競技に向けて挽回を誓った。
兄妹はスキー場のない大阪府阪南市出身。五輪出場の背景には、父・巌さんの存在がある。巌さんは信州大時代にスキーと出会い、子どもが生まれてからは隔週末ごとに大阪から長野まで約8時間かけて車で往復。兄妹が2歳になるまで背負って滑ったという。
自身もモーグル大会に出場経験を持つ巌さんは、この競技を「世界一かっこいい」と語り、兄妹を支えてきた。スキー場のないまちから挑戦を続けるきょうだいの歩みに、引き続き注目が集まる。
スキー場のない大阪府阪南市出身、モーグルできょうだい出場…予選敗退した兄の藤木豪心は妹の日菜から刺激受け「自分も頑張らないと」 : 読売新聞






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