大阪府は5日、貝塚市内の住宅の庭で、10歳代の女性が毒グモの「セアカゴケグモ」に咬まれたと発表しました。
大阪府内で今年度、被害が確認されたのは、初めてだということです。
府環境衛生課によりますと、5日午前9時ごろ、貝塚市内の住宅で、10歳代の女性が庭に出ようとスリッパを履いた際、右足の甲を咬まれました。
女性は、しびれや腹痛などを訴えて医療機関を受診。医師がセアカゴケグモに咬まれたと診断しました。
岸和田保健所の職員が午後5時ごろ、現場周辺を調査し、卵を包む袋状の「卵のう」を確認したため、駆除と周辺住民への注意喚起をしました。
府は「セアカゴケグモは、気温の高い時期は活動性が高まる」として、できれば履き物を屋外に放置しないよう、呼びかけています。
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