岸和田市は2月1日から28日まで、市内産の黒鯛(チヌ)を活用した「第三弾 岸和田黒鯛フェア」を開催する。市内飲食店が岸和田産黒鯛を使った特別メニューを提供するほか、一般向けに黒鯛を販売する店舗も紹介される。
大阪湾は古くから「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれ、黒鯛が多く獲れる海として知られてきた。市内の学校校歌にも「茅渟」の名が残るなど、黒鯛は岸和田市民にとって身近な魚だ。一方で、需要の低迷により魚価が安く、場合によっては廃棄されることもあるという。
近年は大阪湾の水質改善が進み、黒鯛の臭みも軽減。脂の乗った旬の黒鯛は真鯛に劣らない味わいがあるとされ、市では「食べることで大阪湾の豊かさを守る」取り組みとしてフェアを実施している。
フェア期間中は、和食・洋食・中華・寿司店など8店舗が参加し、各店が趣向を凝らした黒鯛料理を提供する。予約制の店舗もあるため、来店前の確認が推奨されている。
また、魚店や大型商業施設内の鮮魚売り場では、岸和田産黒鯛の販売も行われる予定で、家庭でも地元の魚を味わうことができる。
市では、黒鯛とよく似た魚であるキチヌ(キビレ)との違いにも触れ、黒鯛の旬は秋から春、キチヌは春から夏と説明。旬の魚を選ぶことで、より美味しく味わえるとしている。







この記事へのコメントはありません。